【FX実践】「トレード後の15分」で勝率が上がる!振り返りルーティンの作り方

【FX実践】「トレード後の15分」で勝率が上がる!振り返りルーティンの作り方

FXで大切なのはエントリーだけと思われがちですが、実はトレード後の振り返り時間こそ勝率を上げる最重要ポイントです。特に兼業トレーダーの場合、毎日チャート分析に長い時間を使うのは難しいですが、取引後の15分だけなら確保しやすいはずです。

今回は、初心者でもすぐ取り入れやすい「1回のトレード後に必ず行うべき振り返りルーティン」を紹介します。内容をマネするだけで、次のトレードの質が確実に上がるので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

1. 振り返りを“15分だけ”にする理由

振り返りを習慣にできない人は「完璧に分析しよう」として時間ばかりかけて続かなくなります。そこで、最初から「15分だけやる」と決めるのがポイントです。

15分にすると次のようなメリットがあります。

  • 毎日無理なく続けられる
  • 大事なポイントだけに集中できる
  • 感情が落ち着いた状態で振り返れる

続けられる習慣こそが最強です。長くやらなくても大丈夫なので、とにかく「15分だけ」を毎回守るのがコツです。

2. トレード後に必ず見るべき3つのポイント

振り返りで見るべきポイントはたくさんあるように見えますが、最初に押さえるべきなのは次の3つだけです。

  • ① エントリー理由がチャートに存在していたか
  • ② 損切り位置と利確位置は妥当だったか
  • ③ 感情で判断していないか

特に③は見落としやすい部分です。「なんとなく上がりそう」「損切りが怖くて早めに利確した」など、感情による行動は次のトレードにも影響してきます。小さなことでもメモしておくことで、数週間後に見返したとき、自分のクセが見えてきます。

3. 具体的な振り返りルーティン例(15分ルール)

ここでは、誰でもそのまま真似できる振り返り手順を紹介します。1回あたり15分の枠を作って、その中だけで完結する形にしています。

● STEP1:トレード画像を保存(3分)

エントリーしたポイント・損切り・利確位置が分かるように、チャートをスクショします。上位足も1枚残しておくと後の分析に役立ちます。

● STEP2:なぜ入ったかを一言メモ(5分)

「〇〇ラインの反発」「ダウ理論の転換」「MAタッチ」など、理由を短く書きます。ここで長々と書かなくてOKです。理由が薄いと気づけるだけでも成長につながります。

● STEP3:感情メモ(2分)

勝ったときは「余裕があった」、負けたときは「焦ってた」など一言でいいので自分のメンタルをメモします。感情の記録は後で本当に役立ちます。

● STEP4:改善点を1つだけ書く(5分)

「もっと待つ」「損切り浅すぎ」「根拠を増やす」など、小さくていいので“次に意識すること”を1つだけ書きます。毎日1つ改善するだけで成績が安定していきます。

4. 振り返りが習慣になると“勝ちパターン”が見える

トレード結果は単発で見ても意味がありませんが、15分の振り返りを続けていくと、1ヶ月前後で思わぬ変化が表れます。それが「自分の勝ちパターン」です。

例えば、以下のような傾向が見えてきます。

  • ロンドン時間の反転ポイントに強い
  • 水平線タッチからの反発が得意
  • 逆張りは苦手で負けやすい
  • 連勝後に調子に乗って負けやすい

こうした傾向が見えてくると、勝率は自然に上がっていきます。振り返りは「負けを責める作業」ではなく、未来の勝ちパターンを見つける作業だと思って続けてみてください。

5. まとめ:トレード後の15分が未来の利益をつくる

振り返りというと、難しい作業や細かい分析をイメージしがちですが、実際に効果があるのは「短時間でもいいから毎回続ける」ことです。感情と行動を記録していくことで、勝ちにつながる判断が増えていきます。

今日からでも始められる習慣なので、まずは次のトレード後に15分だけ時間を使ってみてください。小さな積み重ねが、大きな成長につながります。

コメント